魅きつける!スイーツ・パッケージとテイクアウトのデザインアイデア。

スイーツとテイクアウトのデザイン

思わず手に取りたくなる、
スイーツパッケージデザインのコレクション事例と
テイクアウトのデザインアイデアの事例をまとめた2冊。

最初にご紹介する書籍は、お菓子の魅力を最大限に引き出した「思わず手に取りたくなるような」素敵なパッケージデザインや包装資材など、洋菓子・和菓子115ブランドのデザイン事例が収録された「魅きつける!スイーツ・パッケージ・デザイン・コレクション」をご紹介。もう1冊は、コロナ禍でテイクアウトの機会が増えたいま、「思わず持ち帰りたくなるような」容器や紙袋のデザイン事例、ショップの内装等も収録された「テイクアウトのデザインアイデア」をご紹介します。
2冊とも、実店舗を持ったD2Cスタートアップやショップのブランディングの参考に、外食・中食業界の方には、テイクアウト用のデザインの参考だけではなく、このところコロナ禍で起業が増加傾向にある「ゴーストレストラン」や「バーチャルレストラン」のブランディングやグラフィックツールの作成アイデアにも役立つ、ビジュアルブックとしておすすめです。きっとこの2冊で最近のトレンドがつかめると思います。

目次

魅きつける!
スイーツ・パッケージ・デザイン・コレクション

インパクト コミュニケーションズ(編集)

スイーツパッケージの本の表紙
スイーツデザイン中面1
スイーツデザイン中面2
スイーツデザイン中面3
スイーツデザイン中面4
スイーツデザイン中面5

出版社による内容紹介

デザイナー必携!人気の洋・和菓子ブランドから、
思わず手に取りたくなる魅力的なパッケージを115事例収録。
スイーツパッケージデザインの最新トレンドがこの一冊でわかる!

書誌情報


発行:グラフィック社
B5判 :160ページ
定価:2,400円+税 ISBN:978-4-7661-3675-3
発売日:2022年6月25日

※ここからリンク↓(クリック)
グラフィック社
魅きつける! スイーツ・パッケージ・デザイン・コレクション 
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=47747

テイクアウトのデザインアイデア

サンドゥー・パブリッシング(編集) 堀口容子(翻訳)

テイクアウトデザイン表紙
テイクアウトデザイン中面1
テイクアウトデザイン中面2
テイクアウトデザイン中面3
テイクアウトデザイン中面4

出版社による紹介

お客さんの心に残る飲食店になるには、提供する味はもちろん、しっかりと作り込まれたビジュアル・アイデンティティが大切です。
テイクアウトをする機会がたくさん増えたいま、お持ち帰り用のパッケージや紙袋のデザインも注目されることでしょう。
本書では、世界の優れたテイクアウト用のデザイン事例をご紹介。店舗の内装デザインの紹介もあるので、飲食店のブランディングにも役立ちます。

書籍目次

まえがき…006-007
カフェ…009-058
レストラン…059-138
ドリンクショップ…139-178
デザートショップ&ベーカリー…179-232
索引…233-239
謝辞…240

著者プロフィール

サンドゥー・パブリッシング(編集)
2001年に設立、中国に拠点を置くサンドゥー・パブリッシングは、デザイン、建築、インテリア、アート、ファッションなどの分野を中心に多数の出版物を手掛けている。

書誌情報


発行:グラフィック社
B5変型判:240ページ
定価:3,990円+税 ISBN:978-4-7661-3638-8
発売日:2022年4月25日

※ここからリンク↓(クリック)
グラフィック社
テイクアウトのデザインアイデア 
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=47199

まとめ

魅きつける!パッケージやデザインと一口に言っても、ショップそれぞれが持つ世界観とテーマ、ストーリー性、お菓子そのものの素材や味、経営者の想いや企業・ブランド方針、起業した背景や歴史など。様々な想いがパッケージや包装資材、販促物のデザインに詰め込められています。ショップの歴史があるなしに関わらず、各ブランドが新たな「強み」に気づき、常に「他とは違った」味やサービスを追求・提供する上で、パッケージの表現も顧客に訴えかけるインパクトや記憶に残る力が必要となります。「このブランドのこの商品はどうしてこういうパッケージなのだろうか?」事例集を見ながら、それぞれのパッケージから発せられるメッセージをひとつ一つ読み取り(時にはブランドのストーリーをサイト検索しながら)、考えてみるのもブランディング力を養う方法とヒントになることと思います。「伝える」力を養うには沢山のものに触れることと「強み」や「違い」に気づくことが大事だと考えます。併せてトレンド性やターゲット(ペルソナ)も想像しながら、ゆっくりと見ていくと、色々な発見があるはずです。
皮肉にもコロナ禍によりデジタル化が加速した今、小売業界も飲食業界もDXを利用した様々な業態のビジネスが出現し、実際起業を考えている経営者も多いはずです。パッケージだけでなく、紙袋や挨拶状、その他のデザインによる他とは違ったブランディングを表現することの重要性を知ってみる機会に、こういった事例集は打って付けの書籍です。テイクアウトで言えば、顧客が安心できる材料を使う、環境に配慮した容器を使う。自分たちだけの「強み」を生かし、ユーザーエクスペリエンスに重点を置いたサービスと何か? 自ら経営者が気づき、どう、顧客に「伝える」かが起業スタートアップには欠かせません。ただ単にECサイトを立ち上げるといった企業は稀ではないでしょうか…。

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