1ページで簡単比較。人気の高いBASEとSTORESを徹底比較。
ECショップを始めるのなら、あなたはどちらを選ぶ?
比較するために、違うサイトに行って見比べるのって意外と面倒で大変なものです。プリントアウトして比較したり、メモしたり…そこで1ページで知りたい情報を比較してみました。
テレビCMでおなじみのBASEとSTORES。ECショップを始める前に知りたいのが、この2つのサービス。何がどう違っていて、どちらを選べば良いのか?決済手数料や運営にかかるコスト、集客や販促サポートはどんなものがあるのか?など。ひと目で分かるように、2つ並べて徹底比較。どちらのサービスのほうが自分たちのショップ起業に向いているのか?この記事を読めば見えてくるかもしれません。
❶ BASEとSTORESの基本情報比較表
どちらのサービスも、最初はフリープランからスタートして、
BASEはグロースプラン、STORESはスタンダードプランに切り替えることが可能です。
●販売品目比較 STORESの方が販売できる商材は多い。
【ここが違う】STORESは独自ドメインの持ち込み&移管ができません。
STORESで利用できる独自ドメインは、スタンダードプラン契約時に無償で貸与されるものだけです。退店後に、他社サービスにドメインの移管もできません。
❷ 決済手数料(入金サイクル・決済対応)を比較
ネットショップの決済で確認しておきたいクレジットカード決済手数料、入金サイクル、導入可能な決済サービスの種類についてまとめてます。一番利用するクレジットカードの決済手数料は特にチェックしてください。
※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
【決済手数料の例】BASEのスタンダートプランの場合
決済手段に関わらず、各注文ごとに一律3.6%+40円の決済手数料と、サービス手数料3%が設定されています。要は「6.6%+40円かかる」ことになります。
★(例)1,000円の商品が3個、送料500円の注文の場合
■注文合計金額
1,000円×3個+500円=3,500円
■【BASEかんたん決済手数料】=注文合計金額×3.6%+40円
■【サービス利用料】=注文合計金額×3%
3,500円×3%=105円
3,500円×3.6%+40円=166円
▶︎注文合計金額-(BASEかんたん決済手数料+サービス利用料)
3,500円-(166円+105円)=3,229円
【決済手数料の例】BASEのグロースプランの場合
1回のご注文の総合計(送料を含む)に対し、【BASEかんたん決済手数料2.9%】と【月額サービス利用料5,980円(税込)】。
★(例)1,000円の商品が3個、送料500円の注文の場合
■注文合計金額
1,000円×3個+500円=3,500円
■【BASEかんたん決済手数料】=注文合計金額×2.9%
3,500円×2.9%=102円
▶注文合計金額-(BASEかんたん決済手数料)
3,500円-(102円)=3,398円
★BASEの場合、ショップの売上規模が月商17万円を超える場合、
グロースプランの方がスタンダードプランよりも運営費用はお得です。
グロースプランのご契約期間は、1ヶ月と12ヶ月から選ぶことができ、年間契約でまとめてお支払いいただく場合はさらにお得にご利用できます。
【ここが違う】BASEはクレジットカード決済導入に審査がないので、
すぐ開店したい方にはうれしいポイント。
BASEは、BASE側で決済を仲介してくれるエスクロー決済なのでクレジットカード導入に審査がありません。そのため、今すぐにでもネットショップを開店できます。
STORESは、クレジットカード決済の導入に審査があります。審査期間は申請後おおよそ4日の予定です。カード決済のない状態でも開店はできます。
【ここが違う】入金サイクルはBASEの方が早い。
【ここが違う】フリープランはSTORESの方がお得です。有料版の決済手数料はBASEの方が安いが、サービス自体の月額固定費は2倍以上高い。
❸ 集客や販促・運用に関する機能比較
両社とも同様の販売ができるシステムになっています。電子チケットが販売できる。まとめ割引ができるSTORES。抽選販売ができるBASE。自分たちが取り組みたい販売方法があるかどうかも選択のポイントです。
●どちらも「Instagram」「note」と連携できる。
BASE、STORES、どちらのサービスも、Instagramでの商品販売機能、noteで書いた記事に商品リンクを掲載できる連携機能が搭載されています。
●「BASE」には600万ダウンロードを超えるショッピングアプリがある。
出店すると、総ダウンロード数600万以上のショッピングアプリに商品を掲載できます。マーケットとしての集客に期待ができます。
●「STORES」はファッションコーデアプリの”WEAR”と連携できる。
1600万ダウンロード突破の!日本最大級のファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携して販売できます。アパレル店舗はおさえておきましょう。
●両サービスの機能比較表
●「BASE」には先着順ではなく、抽選で販売する「抽選販売」機能がある。
●「BASE」「オンデマンド販売」とはインターネットで自分でデザインしたTシャツなどを、注文が入ってから生産して販売できる機能のことです。
●「STORES」は「同時購入で◯◯%お得」のような、割引適用できる「まとめ販売」が可能。
●「STORES」はセミナーやコンサートの、スマートフォンなどに表示された「電子チケット」で入場手続きができる。
❹サイト制作関連比較
▲「BASE」有料テンプレート事例
▲「STORES」無料テンプレート事例
●自由にデザインしたショップが作りたければ、HTMLとCSSが編集可能な「BASE」がオススメ。
●初心者にも簡単に作れるのは「STORES」。
※ここまでの比較表の内容は2022年9月の情報です。
最新の内容は下記のボタンからご確認ください。興味があるかたはオススメします。
まとめ
今回はBASEとSTORES、人気の2社を比較してみました。どちらもカンタンにお店を作れて運営できるサービスですが、どのくらいのコストが掛かり、どんなサービスが用意されているのか?2社を並べて表組で徹底比較してみました。個々の説明は少なめにし、直感的にどちらが自分たちのお店に向いているのか…を判断する入り口のお役に立てればと思い記事にしました。その他、EC/D2Cには梱包という大事な部門があります。BASEにはヤマト運輸と連携した通常よりお得なサービスがあり、STORESは商品保管と発送代行してくれる倉庫サービスがあります。両者に対応した発送代行業もありますので、EC/D2C向けのロジスティクス代行の業者にお任せする方法もあります。
BASEがオススメの方は?
- プラン変更なく、固定費0円で使い続けたい方
- 安心・安全な、信頼できるサービスを使いたい方
- パソコン操作が苦手でもスマートフォンから操作可能
- 販促・集客に不安がある方
- 抽選販売機能を使いたい
STORESがオススメの方は?
- 決済手数料を抑えたい方
- 決済方法に代金引換を導入したい方
- 実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など幅広いサポートが欲しい方
- 同時購入で◯◯%お得!のような、割引適用できる「まとめ販売」を使いたい
- ストアーオーナー限定倉庫サービス(商品保管・発送代行サービス)を利用する